6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」といわれており、
口腔ケアをすることで歯の寿命を延ばし、健康の保持増進になります。
口腔ケアときくと、歯を磨いてきれいにすることというイメージを
持つ方が多いのではないでしょうか。
口腔ケアは歯を磨くだけではなく、口回りの筋肉を鍛えることで
食事が美味しく食べられたり、高齢者の方に多い誤嚥や
認知症を防ぐことにもつながります。
いつまでも自分の好きな食べ物を美味しく食べたいですよね!
しっかりと歯を磨いて、お口の体操をするだけで
簡単に健康の近道になります。
まずは、歯を磨くポイントをご紹介いたします。
歯を磨くポイント
歯をよりきれいに磨くために大切なのは、 自分に合った歯ブラシを
選ぶことと、磨き方のコツをおさえることです。
①歯ブラシの選び方
歯ブラシは、人によって大きさは変わりますが、
形が小さめ(前歯3本くらいの長さ)だと動かしやすく、
奥までしっかりと磨きやすくなります。
毛先が細くやわらかめ~ふつうの硬さにすると
歯の間に入りやすくなります。
②磨き方
磨き方は、様々な種類がありますが、歯ブラシの毛先を
歯と歯ぐきのあいだにいれて優しく力を入れないで
歯に沿って歯ブラシを動かす方法がオススメです。
この磨き方は歯茎のマッサージや、歯間の汚れを
落しやすくするので、歯磨きが気持ちいいと感じます。
お口の体操
高齢者の方ですと、「噛む・飲み込む・話す」といった
口腔機能が衰えてきます。
口腔機能が衰えてしまうと、誤嚥などをしてしまう可能性が
高くなるため、お口の体操がオススメです。
お口の体操の一部分を紹介いたします。
①口の周りの体操
・無理のない範囲で口を大きく開けたり、閉じたりします。
・「ウ」の発音のときのように口をすぼめて、
「イ」の発音のときのようにくちを横にひきます。
②頬の体操
頬を膨らませたり、へこませる動きを何回か行います。
水を含んでお口の中をブクブクさせながらでも大丈夫です。
この体操をすることで口回りの筋肉が衰えにくくなります。
いつもの歯磨きにすこしだけ意識するだけでさらなる健康に
繋がりますのでぜひどんな年齢の方でも口腔ケアを
実施してみて下さい!
さいごに
毎日歯を磨いていても、見えない隙間には歯垢などが
溜まっていたりしますので、定期的な歯科検診をおススメします。
歯が20本以上あると食生活に不便なく満足することが
出来ると言われておりますので、今からお口の健康を維持しながら
美味しい食べ物を食べて元気に過ごしましょう!