熱中症によって救急搬送される人の約半数が高齢者!マスク着用での熱中症対策とは?

マスクを着用した生活もすっかり慣れてきましたが、
それでもやはりマスクをするとより暑さが身に染みてきますね。

この季節で一番の心配ごとは熱中症ではないでしょうか。

ご高齢者の方は、いつも以上にお気を付けください。

感染予防をしながら熱中症対策をご紹介いたします。

要注意!高齢者の熱中症

総務省消防庁:熱中症情報「救急搬送状況:令和4年7月25日~7月31日(速報値)の熱中症による搬送状況」

 

総務省消防庁の調査によると、熱中症の搬送状況について令和4年7月25日~7月31日の速報値では

年齢区分別の熱中症による救急搬送人数は高齢者が最も多く、

次いで成人、少年、乳幼児、新生児の順となっています。

 

熱中症によって救急搬送される人の約半数が65歳以上の高齢者です。

高齢者の熱中症が多い理由として

・体の衰えとともに感覚が鈍くなり、暑さやのどの渇きを感じにくくなっている

・トイレの回数をなるべく減らしたいと、水分摂取を控えてしまう

といったことがあげられます。

日ごろから体調管理に気を配り、より意識的に水分摂取を行うといった熱中症対策が必要です。

感染予防をしながら熱中症対策

新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、感染予防をしながら

熱中症対策をする必要があります。

感染予防をしながらの熱中症対策のポイントをご紹介します。

マスクを外しましょう

外出時は、飛沫による感染拡大防止のためマスクを着用している方がほとんどです。

しかし、高温多湿の環境下でのマスク着用は、体に負担がかかり熱中症のリスクを高める恐れがあります。

屋外で人と十分な距離(少なくとも2m)が確保できる場合は、マスクを外しましょう。

また、マスク着用時は負荷のかかる作業や運動は避け、こまめに水分補給を行いましょう。

マスクを外して休憩をとることも必要です。

換気をしましょう

室内での熱中症対策としてエアコンを使用することが多くなります。

エアコン使用時は扉や窓を閉めたままにしてしまいがちですが、

一般的な家庭用エアコンは室内の空気を循環させているだけで、換気は行っていません。

感染症を予防するためには、エアコンの設定温度を調節しながらこまめに換気を行う必要があります。

環境省・厚生労働省が作成したリーフレットには、上記の他にも熱中症予防に効果的な対策が紹介されています。参考にしてください。

厚生労働省:「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

さいごに

今ままでと違う感染予防をしながらの熱中症対策は、

距離や換気が大切なので今までとは違う熱中症対策が必要になります。

十分な感染症・熱中症予防を行い、元気に夏を乗り越えましょう!

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