連日の雨で湿度の高い日が続いておりますが、皆様体調にお変わりはございませんか?
この時期になると体調が優れないという方が多いのではないでしょうか。
実は、体調不良の原因のひとつとして、湿気が大きく関係することがあります。
そこで今回は、湿気が及ぼす、体調不良の理由とその対策についてご紹介いたします。
湿気と体調不良の関係
私たちの体は、余分な水分と熱を汗として放出します。
しかし湿度が高いと、空気中の水分が多いため、
体内の水分と熱を汗として外に出しにくくなり、
体内に水分や老廃物を貯めてしまいやすくなります。
そのため、消化不良や、頭痛、などの症状が出やすくなるので、
快適な夏を過ごすためにも、湿気対策は大切です。
湿気をとる方法
湿気をとるために一番簡単なことは、換気です。
コロナ禍のため、常に換気を行っているという方も
多いのではないでしょうか。
ただし、正しく換気をしないと換気の効果が減ってしまいます。
換気で大事なポイントは、「空気の流れをつくること」です。
ただ窓を開けただけでは換気が不十分な場合もあります。
正確に換気をするためには、対角線に窓をあけて空気の道を作る必要があります。
どうしても窓がない方の場合は、扇風機やサーキュレーターを使用して、空気の流れを自動的につくるか、
換気の時間をいつもより長く設定することも湿気対策につながります。
体調不良には体を「使う」こと
しっかり、湿気対策もしているのに、体調不良が治らないひとには、運動もおすすめです。
アクティブレスト(積極的休養)といって、軽い運動で疲労回復効果を高める方法があります。
体調不良の時に運動は逆効果ではないかと思われますが、湿気のせいで血の巡りが悪くなっているときは、
軽い運動をすることで血の巡りが良くなり体調が回復することがあります。
アクティブレストとして決まった動きをする必要はありません。
お医者様などと相談しながら、自分ができる範囲のストレッチや、ウォーキングをしてみてはいかがでしょうか。
さいごに
雨の日はなんとなく身体がつらいと感じるのは、湿気のせいかもしれません。
できる限り、空気の流れを意識した換気を取り入れていただき、快適な夏をお過ごしくださいませ。