2020年7月1日より全国でプラスチック製のお買い物袋有料化が始まり、3か月が経ちました。
街に出ると多くの人がエコバッグを持ち歩く光景をよく目にするので、浸透してきているのではないかと感じます。
そんな私も制度が始まってからすぐのころは忘れてしまい、お会計中に気づいて後悔することも多々ありましたが、最近ではすっかり持ち歩くことに慣れてきました。
そんな、身近になってきたエコバッグですが、実は密かな危険も持ち合わせているようです・・・
それは、食中毒です!
なぜ、エコバッグに食中毒の危険性があるのでしょうか。
詳しくご紹介して参ります。
ビニール袋有料化の理由
エコバッグと食中毒の関係性を話す前に、そもそもなぜエコバッグを持ち歩く必要になったのかを改めて深掘りしましょう。
今年の夏ワイドショーやニュースでよく取り上げられていた「ビニール袋有料化」ですが、理由はプラスチックです。
プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化を行うこととなりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
(引用:経済産業省 プラスチック製買物袋有料化 2020年7月1日スタート)
環境を守るためということもありますが、まず私たちの暮らしの中でプラスチックとどう向き合うかを考えるきっかけとしてビニール袋有料化が始まりました。
エコバッグと食中毒
エコバッグは目につく汚れがなくても汚れています。
食品を買ったときに肉や魚などの食品からでる汁や野菜に付いている泥や土などには細菌がいるため、
エコバッグに付着しそのまま使ってしまうと食中毒の原因となる菌が繁殖してしまい、食中毒の引き金になってしまいます。
せっかく新しく買った食材も細菌が付着してしまい食中毒スパイラルに・・・
こまめにエコバッグのお手入れをすることで、食中毒予防につながります。
では、清潔に保つポイントをいくつかご紹介いたします。
清潔に保つポイント
①エコバッグは定期的に洗う
②食材(特に肉、魚、野菜)はポリ袋に入れてからエコバッグに入れる
③冷蔵・冷凍食品などの冷たい食材はまとめて温かいものとは分ける・もしくは密着させないように入れる
④用途別にエコバッグを分ける(食品用・日用品用など)
⑤食材が入ったエコバッグの持ち運びは短時間に!
(参照:農林水産省 賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒予防~)
続いてエコバッグのお手入れ方法です。
エコバッグのお手入れ方法
一番簡単な方法はエコバッグを除菌シートなどで拭くことです。
また、汚れが目立つときには、洗濯して汚れを取り除きましょう。
エコバッグにも洗濯表記が記載されているタグが付いていますので洗濯表記に基づいて洗濯機や、手洗いをしましょう。
最後にしっかり乾燥させることが大切ですので、乾いてから畳みましょう!
さいごに
いかがでしたか?
食中毒といえば生ものに当たるイメージでしたが、生もの以外でも日常的に潜んでいるようです。
エコバッグの普通のレジ袋と同じ感覚で使いがちなエコバッグですが、しっかりお手入れをしてお買い物を楽しみましょう。
この機会に是非、エコバッグの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
また、見守りサービスについて見直しされる際は、弊社のお試しキャンペーンをご利用くださいませ。