熱中症予防の目安になる熱中症アラートと暑さ指数とは?

お世話になっております。
株式会社オリバー 見守りセキュリティ窓口です。

最近ニュースでよく見る「熱中症警戒アラート」や「暑さ指数」ですが、
何を表しているかご存知でしょうか。

今回は熱中症予防に効果的な「熱中症警戒アラート」と「暑さ指数」についてご紹介です。

「熱中症警戒アラート」は熱中症対策の新しい情報発信

「熱中症警戒アラート」とは、環境省と気象庁が熱中症対策として
熱中症の危険性が高くなると予測されたときに、熱中症予防の行動を促すための情報です。

これまでは、気象庁の高温注意報や環境省の暑さ指数(WBGT)などで
注意を呼びかけていましたが、最近では熱中症による死者数や緊急搬送者が
増加している傾向にあります。

そのため、気象庁と環境省が連携することでより効果的な予防行動を促すための
新たな情報として提供されるようになりました。

熱中症のリスクが高い気象条件が予測されると
熱中症との相関が高い「暑さ指数」を用いて発表されます。

参考文献:環境省「熱中症予防サイト-熱中症警戒アラート」

「暑さ指数」とは?

暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは、
「気温」「 湿度」「 輻射熱(日射・輻射など周辺の熱環境)」の3つの温度指標を
取り入れたもので人間の熱バランスに大きく影響すると言われています。

単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

3つの温度指標の中の割合は、「気温:1」「 湿度:7」「 輻射熱:2」となり、
湿度が重要な指数となります。

湿度が高い場所では汗が蒸発しにくくなるため、身体から熱を放出する能力が
減少することで熱中症になりやすくなることから同じ気温でも湿度が違うだけで
熱中症搬送者数が大幅に増加してしまいます。

参考文献
環境省「熱中症予防サイト-暑さ指数(WBGT)について-暑さ指数とは?」

環境省「熱中症予防サイト-暑さ指数(WBGT)について-暑さ指数(WBGT)について学ぼう」

「暑さ指数(WBGT)」を把握して対策しよう!

画像内参考文献
環境省「熱中症予防サイト-暑さ指数(WBGT)について-暑さ指数とは?」

環境省の「熱中症予防サイト」によると日常生活に関する温度基準(WBGT)は以下の通りです。

日常生活に関する温度基準(WBGT)
■31℃以上:危険(すべての生活活動で起こる危険性)
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きく、
外出はなるべく避け、室内では室温の上昇に注意。

■28~31℃未満:厳重警戒(すべての生活活動で起こる危険性)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

■25~28℃未満:警戒(中等度以上の生活活動でおこる危険性)
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。

■25℃未満:注意(強い生活活動でおこる危険性)
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

※※1 28以上31未満、※2 25以上28未満を示します。

引用:環境省「熱中症予防サイト-暑さ指数(WBGT)について-暑さ指数とは?」

さいごに

「熱中症警戒アラート」には、ニュースだけではなく、毎年夏季にメールアドレス宛に
配信される「熱中症警戒アラートのメール配信サービス」がございます。
※バイザー(株)による外部サービスのため、環境省が運営するものではありません。

ご自身だけではなく、離れて暮らすご高齢の親御様のお住まいの地域に「熱中症警戒アラート」が
発令されていないかこまめにチェックを心がけましょう。

「熱中症警戒アラートのメール配信サービス」について詳細はこちら

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