高齢者は特に注意!インフルエンザ予防を徹底しましょう

12月にはいり、本格的な冬の到来を思わせる寒さが続いています。

気温の低下や空気の乾燥によって、インフルエンザが流行する季節です。

日本で例年11月下旬くらいから徐々に増えはじめ、翌年の1~3月頃にピークを迎えますが、

今年は例年より感染者が大幅に少ない傾向にあるようです。

しかし、今後感染者は増えていく可能性もあるためしっかりと予防しておくことが必要です。

今回は、インフルエンザとその予防についてご紹介いたします。

インフルエンザとは

インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染して発症します。

38℃以上の発熱、頭痛や関節・筋肉痛など全身の症状が急に現れることが特徴です。

流行時には死亡数の増加がみられる感染症で、インフルエンザが直接の死亡原因となるだけでなく、

インフルエンザ感染による慢性疾患の悪化が原因となることも多くあります。

高齢者や慢性疾患をもつ方は重症化することがあり、インフルエンザが大きく流行した年には

高齢者の冬季の死亡数が普通の年より多くなるといわれています。

厚生労働省によると2020年11月16日から2020年11月22日までの一週間で発生した

インフルエンザの患者数は45人で、例年より大幅に少ない傾向にあります。

しかし、国立感染症研究所 感染症疫学センターは、インフルエンザの今後の推移については

不明な点が多いため、引き続き警戒が必要としています。

 

参考:厚生労働省 インフルエンザの基礎知識 / インフルエンザの発生状況について

国立感染症研究所感染症疫学センター 直近の新型コロナウイルス感染症およびインフルエンザの状況

インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザと風邪には似た症状もありますが、大きな違いがあります。

風の症状は、のどの痛みや鼻水、咳やくしゃみなどが中心です。

しかし、インフルエンザでは関節痛や筋肉痛、倦怠感など全身症状が現れます。

また、38℃以上という高熱も風邪とは異なる症状です。

上記の症状がでて「インフルエンザかも」と思ったら、自分で判断せずに

すみやかに病院を受診するようにしましょう。

 

参考:厚生労働省 インフルエンザの基礎知識 / 令和2年度インフルエンザQ&A

インフルエンザの予防方法

①ワクチンを接種する

インフルエンザが流行する前に摂取することが効果的です。

ワクチンを接種した高齢者は、死亡の危険が1/5に、入院の危険が約1/3~1/2にまで

減少することが期待できるとされています。

65歳以上の高齢者は接種意義が大きく、定期予防接種の対象となっています。

希望する方は遅くとも12月上旬までには摂取できるよう、かかりつけ医師にご相談ください。

 

②手洗い・うがいをする

新型コロナウイルスへの対策として徹底されている方が多いかと思いますが、

インフルエンザ予防としても効果的です。

手を洗う時は、まんべんなく洗えるよう意識しましょう。

【手の洗い方】

こまめな手洗い・うがいや、手指のアルコール消毒を引き続き行いましょう。

 

③咳エチケットを心掛ける

インフルエンザ感染の多くの原因は、咳やくしゃみによる飛沫感染です。

マスクを着用する、他の人に向けて咳やくしゃみをしない、

咳やくしゃみを受け止めた手はすぐに洗うなどして感染拡大を防ぎましょう。

 

上記3つの方法以外にも、人込みを避ける、十分な睡眠とバランスの良い食事をとる、部屋の湿度を最適に保つなども予防につながります。

 

参考:厚生労働省 インフルエンザ(高齢者)

さいごに

いかがでしたか。

インフルエンザは新型コロナウイルスとの二重流行が懸念されています。

日々の生活をもう一度見直し、自分にできる最大限の予防を行っていきましょう。

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